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メジャー()は、目盛が振られた帯を用いて長さを測定する道具の総称である。巻尺(まきじゃく)、コンベックス(短縮形としてコンベ)、スケール等、呼称はタイプによって様々である。建築作業や洋裁のほか、大型の巻尺は陸上競技での計測などにも用いられており、長さの測定に幅広く用いられている。 帯の材質は金属、樹脂、布などで、ケースに収納されている帯を必要に応じ送り出して、記入された数字を見て計測する。2メートルから10メートル程度を測る製品が多い。また、特定の長さで留めておくためのストッパーが内蔵されているものもある。 日本で販売されるメジャーには計量法によりメートル単位で目盛りが付けられているが、例外もある(後述)。 日本ではTJMデザイン(TAJIMA)、ムラテックKDS(KDS)が、欧米ではブラック・アンド・デッカー(スタンレー)などが主要メーカーである。 == メジャー == 柔らかいビニル製の巻尺。金具の先端より測り、体のサイズを測るのによく使用される〔『ものづくり 道具のつかい方事典』株式会社岩崎書店、2002年発行、168頁〕。英語表示は、Cloth Tape, Tape Line, Tape Measure〔工具名の英訳一覧〕。JISB7522規格名称「繊維製巻尺」では、繊維を素材として、合成樹脂で処理した帯状の巻尺と定義されている。 鋼鉄製は温度の影響が大きく、布製は湿度の影響が大きい。 和裁用に、メートル単位の目盛と鯨尺の1寸に相当する1/26.4メートル刻みの目盛を表裏に併記したものも市販されている〔計量法により取引や証明に尺貫法の単位を使うことが禁止されているため、尺や寸ではなくメートルを基準にして目盛が付けられ、さらに「取引・証明以外用」と併記されている。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メジャー (測定機器)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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